書籍の背は、デザインするのが難しい部分の一つです。
使えるスペースが限られていることに加え、
出版社や編集者の方によって、
背に求めるものが大きく異なるからです。
出版社や編集者の方によって、
背に求めるものが大きく異なるからです。
表1の雰囲気に合わせたい場合もあれば、
表1とは違う書体を使ってでも、
書棚で目立つようにしたい場合もあります。
表1とは違う書体を使ってでも、
書棚で目立つようにしたい場合もあります。
また、表1から背、表4までを、
一つのデザインとして統一したいという考え方もあります。
一つのデザインとして統一したいという考え方もあります。
そのため、背のデザインには、
これが正解という決まった形がないように感じています。
これが正解という決まった形がないように感じています。
背は、その本のメッセージでもあります
新刊として発売されても、
平積みされる期間は短い場合があります。
平積みされる期間は短い場合があります。
本によっては、最初から書棚に並ぶこともあると思います。
そう考えると、背は単に書名を記載する場所ではなく、
書棚の中で、その本の存在を伝える大切な部分です。
書棚の中で、その本の存在を伝える大切な部分です。
スペースは狭いですが、
私は背も、その本のメッセージを伝える場所だと考えています。
私は背も、その本のメッセージを伝える場所だと考えています。
そのため、基本的には、
できるだけ目に入るようにしたいと思っています。
できるだけ目に入るようにしたいと思っています。
ただし、目立たせることは、
文字を大きくすることだけではありません。
文字を大きくすることだけではありません。
タイトルやサブタイトル、著者名など、
それぞれの情報がきちんと認識できるように、
文字の大きさだけでなく、
余白も考えながら配置しています。
それぞれの情報がきちんと認識できるように、
文字の大きさだけでなく、
余白も考えながら配置しています。
大きく見せることと、余白を確保すること
背のデザインでは、文字を大きく見せたいと思う一方で、
左右の余白も必要になります。
左右の余白も必要になります。
以前、背の幅いっぱいに文字を配置していたところ、
出版社の方から、左右にもう少し余裕を持たせてほしいと
ご指摘いただいたことがあります。
出版社の方から、左右にもう少し余裕を持たせてほしいと
ご指摘いただいたことがあります。
反対に、背から表1や表4にはみ出してもよいので、
できるだけ大きく見せたいというご要望をいただくこともあります。
できるだけ大きく見せたいというご要望をいただくこともあります。
また、背幅が狭くても、タイトルを少し小さくして、
何かデザイン要素を入れたいという場合もあります。
何かデザイン要素を入れたいという場合もあります。
どの考え方にも、それぞれの意図があります。
そのため、自分の判断だけで決めるのではなく、
出版社や編集者の方が背に何を求めているかを踏まえて
考えるようにしています。
出版社や編集者の方が背に何を求めているかを踏まえて
考えるようにしています。
背幅が変わっても、基本的な考え方は変わりません
背幅が狭い本と厚い本で、
基本的な考え方が大きく変わることはありません。
基本的な考え方が大きく変わることはありません。
ただし、背幅が狭く、タイトルが長い場合は、
文字の大きさや配置の調整が難しくなります。
文字の大きさや配置の調整が難しくなります。
帯が付く本では、帯との関係も考えなければなりません。
限られたスペースの中で、
すべてを同じように目立たせることはできません。
すべてを同じように目立たせることはできません。
そのため、どこを目立たせ、どこを少し抑えるかを考えながら、
文字の大小や余白を調整しています。
文字の大小や余白を調整しています。
表1のデザインを、そのまま背に使えるとは限りません
表1ではうまく見えているタイトルも、
背では同じように見せられないことがあります。
背では同じように見せられないことがあります。
例えば、袋文字を使ったタイトルです。
袋文字は、文字の輪郭や内部の空間も含めて表現するため、
背の狭いスペースでは、
文字そのものを十分に大きく見せられないことがあります。
背の狭いスペースでは、
文字そのものを十分に大きく見せられないことがあります。
その場合は、背に合わせて文字の表現を調整する必要があります。
また、表1では明朝体を使っていても、
背では目立たせるために太いゴシック体を使うという考え方もあります。
背では目立たせるために太いゴシック体を使うという考え方もあります。
一方で、表1の書体や雰囲気を
そのまま背にも反映させたい場合もあります。
そのまま背にも反映させたい場合もあります。
ここでも、出版社や編集者の方の考え方によって、
判断が変わってきます。
判断が変わってきます。
背は、表1の方向性が決まってから考えます
私の場合、基本的には表1のデザインが決まってから、
背の制作に進みます。
背の制作に進みます。
ラフ案の段階では、明朝体やゴシック体、文字の太さなど、
異なる方向性の案を提出することがあります。
異なる方向性の案を提出することがあります。
表1の書体や雰囲気が決まらないうちに背を制作しても、
その後の変更によって、
背も大きく作り直すことになるためです。
その後の変更によって、
背も大きく作り直すことになるためです。
まず表1の方向性を決め、
そのデザインを踏まえて背を考えていく。
そのデザインを踏まえて背を考えていく。
その中で、表1との統一感を優先するのか、
背そのものの見え方を優先するのかを判断しています。
背そのものの見え方を優先するのかを判断しています。
書棚に並んだときのことを考えます
背は、表1と比べると、
デザインできる範囲がずっと狭くなります。
デザインできる範囲がずっと狭くなります。
それでも、書棚に並んだときには、
その狭い部分が本の顔になります。
その狭い部分が本の顔になります。
目立たせたいという思いはありますが、
ただ文字を大きくすればよいわけではありません。
ただ文字を大きくすればよいわけではありません。
タイトルが読めること、
必要な情報が認識できること、
そして、その本らしさが感じられること。
必要な情報が認識できること、
そして、その本らしさが感じられること。
出版社や編集者の方の考え方も踏まえながら、
限られたスペースの中で、
できるだけその本の存在を伝えられる背にしたいと思っています。
限られたスペースの中で、
できるだけその本の存在を伝えられる背にしたいと思っています。
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