早々に2本目です。
最初に勤めたデザイン会社は、
雑誌を中心にデザインしている会社でした。
雑誌なので文字関係は、
ほとんどがボックス打ちです。
決められた文字数、
行間、
段落の中で、
見やすく、
きれいに整理していきます。
そんな中、
たまたまタイトル周りのデザインを担当する機会がありました。
文字組を上司に見せたのですが、
なかなかOKが出ませんでした。
理由は、
「文字詰が甘い」。
ただ、
当時の自分には、
正直ほとんど意味がわかりませんでした。
なので上司に、
「どのくらい詰めればいいんですか?」
と聞きました。
例えば、
ひらがなの「と」と「は」の間はどのくらいなのか、
漢字同士はどうなのか、
何か基準があるのか、
知りたかったのだと思います。
ただ返ってきたのは、
「自分で見て学べ」
という言葉でした。
当時は、
なんで教えてくれないんだ、
とも思いました。
ただ、
今になってわかるのは、
文字詰は、
かなり感覚の部分が大きいということです。
漢字、
ひらがな、
カタカナ、
数字。
さらに、
画数の多い文字、
丸い文字、
重心の違う文字など、
それぞれ見え方がかなり違います。
その文字同士が組み合わさるため、
単純に数値やルールでは説明しきれない部分があります。
結局は、
実際に何度も組み、
見て、
違和感を探していくしかないのだと思います。

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