ブックデザインでは、
全体がきれいに整っていることも
大切だと思っています。
ただ、私が仕事で考えるバランスは、
単に形がきれいに見えることだけではありません。
タイトルやサブタイトルなど、
伝えるべきものがきちんと目に入り、
読めること。
そのうえで、
全体を整えていくようにしています。
きれいでも、読みにくければ戻す
以前、タイトルを組んでいて、
「すごくきれいに組めた」
と思ったことがありました。
その日はそのままにして、
翌日もう一度見てみると、
縦に読めばいいのか、
横に読めばいいのか、
自分でも一瞬戸惑いました。
字間と行間が近い状態になっていて、
文字の並びとしてはきれいでも、
読む方向が分かりにくくなっていました。
文芸書などでは、
あえて読み方に少し迷わせたり、
造形そのものを見せたりする表現もあると思います。
ただ、私が多く担当している
専門書や実務書などでは、
まずタイトルや内容をきちんと認識してもらうことを
大切にしています。
きれいに見えても、
どこから読めばいいのか分からないのであれば、
そのバランスは見直します。
整えるために、あえて崩すこともあります
長いタイトルでは、
3行、4行にわたって
文字を組むことがあります。
その時、すべてを均等にそろえれば
読みやすくなるとは限りません。
意味の区切りで行間を広げたり、
一部の位置をずらしたり、
文字の大きさや色を変えたり。
あえて変化をつけることがあります。
タイトルの中に
ひらがなが多いのか、
漢字が多いのかによっても、
見え方は変わります。
普通に整えて組んだだけでは
読みにくいと感じる時には、
字間や行間、大きさ、色などを使って
アクセントをつくります。
見た目を均等にすることだけが、
バランスを整えることではないと思っています。
見せたいものを基準にする
ラフ案を確認する時は、
少し離れて見ることがあります。
そこで最初に確認するのは、
タイトルなど、
その本で一番見せたいものが
しっかり目に入ってくるか。
そして、きちんと読めるかです。
そこが決まれば、
サブタイトルや著者名など、
周りの要素はそれを基準にして
整えていくことができます。
たとえば、
タイトルを一番目立たせたい場合、
造形だけを考えれば、
サブタイトルはもっと小さくした方が
きれいに見えることもあります。
それでも、
サブタイトルにも読んでもらいたい情報があれば、
必要な大きさを確保します。
その結果、
自分が思う「一番きれいな形」から
少し離れることもあります。
本として必要なバランスを考える
私がブックデザインで優先しているのは、
内容が伝わること。
読めること。
目に入ること。
そのうえで、
造形としての美しさを考えます。
もちろん、
きれいに見えることを
大切にしていないわけではありません。
できるだけきれいに整えたいと思います。
ただ、そのために
本来伝えるべき情報が弱くなってしまえば、
書籍のカバーとしては違うと思っています。
何を一番に見せたいのかを決め、
必要な情報をきちんと伝えながら、
全体を整えていく。
ブックデザインでは、
その本に必要なバランスを
探すようにしています。
全体がきれいに整っていることも
大切だと思っています。
ただ、私が仕事で考えるバランスは、
単に形がきれいに見えることだけではありません。
タイトルやサブタイトルなど、
伝えるべきものがきちんと目に入り、
読めること。
そのうえで、
全体を整えていくようにしています。
きれいでも、読みにくければ戻す
以前、タイトルを組んでいて、
「すごくきれいに組めた」
と思ったことがありました。
その日はそのままにして、
翌日もう一度見てみると、
縦に読めばいいのか、
横に読めばいいのか、
自分でも一瞬戸惑いました。
字間と行間が近い状態になっていて、
文字の並びとしてはきれいでも、
読む方向が分かりにくくなっていました。
文芸書などでは、
あえて読み方に少し迷わせたり、
造形そのものを見せたりする表現もあると思います。
ただ、私が多く担当している
専門書や実務書などでは、
まずタイトルや内容をきちんと認識してもらうことを
大切にしています。
きれいに見えても、
どこから読めばいいのか分からないのであれば、
そのバランスは見直します。
整えるために、あえて崩すこともあります
長いタイトルでは、
3行、4行にわたって
文字を組むことがあります。
その時、すべてを均等にそろえれば
読みやすくなるとは限りません。
意味の区切りで行間を広げたり、
一部の位置をずらしたり、
文字の大きさや色を変えたり。
あえて変化をつけることがあります。
タイトルの中に
ひらがなが多いのか、
漢字が多いのかによっても、
見え方は変わります。
普通に整えて組んだだけでは
読みにくいと感じる時には、
字間や行間、大きさ、色などを使って
アクセントをつくります。
見た目を均等にすることだけが、
バランスを整えることではないと思っています。
見せたいものを基準にする
ラフ案を確認する時は、
少し離れて見ることがあります。
そこで最初に確認するのは、
タイトルなど、
その本で一番見せたいものが
しっかり目に入ってくるか。
そして、きちんと読めるかです。
そこが決まれば、
サブタイトルや著者名など、
周りの要素はそれを基準にして
整えていくことができます。
たとえば、
タイトルを一番目立たせたい場合、
造形だけを考えれば、
サブタイトルはもっと小さくした方が
きれいに見えることもあります。
それでも、
サブタイトルにも読んでもらいたい情報があれば、
必要な大きさを確保します。
その結果、
自分が思う「一番きれいな形」から
少し離れることもあります。
本として必要なバランスを考える
私がブックデザインで優先しているのは、
内容が伝わること。
読めること。
目に入ること。
そのうえで、
造形としての美しさを考えます。
もちろん、
きれいに見えることを
大切にしていないわけではありません。
できるだけきれいに整えたいと思います。
ただ、そのために
本来伝えるべき情報が弱くなってしまえば、
書籍のカバーとしては違うと思っています。
何を一番に見せたいのかを決め、
必要な情報をきちんと伝えながら、
全体を整えていく。
ブックデザインでは、
その本に必要なバランスを
探すようにしています。
関連する実務ノート